ダイスポ ダイハツスポーツ 2008年11月1日 掲載記事
 



 ◇ ダイスポ ダイハツスポーツ 2008年11月1日 掲載記事   
 


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お客様至上主義

経営姿勢の本質を研鑽


ゼロからスタート
無我夢中で突き進んだ二年間


 寺島社長は、1976年、福島市の生まれ。自動車専
門学校を卒業後、福島市内のディーラーに就職し、整備
士として修行を積んだ。伊達市保原町(当時は伊達郡保
原町)の「福島ダイハツ保原営業所の跡地に、新店舗を
展開する話が急浮上したのは、寺島社長が28歳の時の
こと。考えに考え遠謀深慮し、創業を決意したという。
「決断してからオープンまでわずか2ケ月、会社員とし
て勤務しながらの準備は想像を絶するものがあった」と
当時を振り返る。

 福島市で生まれ育った寺島社長にとって保原町は「見
えない土地」である。加えて新規参入が困難と言われる
土地柄、そこで新しい道に突き進むことへの不安は図り
知れない。そんな、寺島社長にとって、福島ダイハツの
後押しは、頼みの綱。「車販のノウハウ、カーシーヨッ
プとしてのノウハウなど、ひとつひとつ教えてもらいま
した。言葉では言い尽くせないくらい感謝しています」。

 オープンまで、そしてオープンしてからを含めた約2
年間、「もうあの思いは二度としたくない。いつ寝てい
たかも覚えていない」と言うほどの超多忙の毎日を送っ
た寺島社長。1人で何役もこなし、整備に販売に奔走した。
「とにかく存在を知ってもらうこと、お客様に来ていた
だくこと」が第一と、フリーマーケットを開催したこと
もある。それでも車が1台も売れない月もあった。しか
し、「今は数字を追うよりも、お客様とどれだけ深く関
われるようになるかが大事だと教わりました」。いかに
中身を充実させていくかが必須と、寺島社長はさまざま
な独自のプランを膨らませていった。


一歩先行くカフェプロジェクト
来店時の楽しみと癒し効果

「お客様に向き合うこと、常にお客様を第一に考えるこ
と」を貫く寺島社長のもてなし術は、同業者でなくとも
学ぶところが多い。ダイハツが推進するカフェプロジェ
クトにもひと工夫。曰替りで豆をセレクトするコーヒー、
ハーブテイーなど、ドリンクはなんと27種類。毎月5
のつく曰のサービスデーや女性限定のサービス、整備を
待つ間に楽しめるスロットも、DVD設置も、すべて
「お客様の喜ぶ顔が見たい一心」から生まれたものだ。
「来店して下さるお客様への感謝の気持ち」が、店内の
あちこちに散りばめられている。

 毎年6月に開催すろ感謝祭には、抽選会やパターゴル
フ大会などのお楽しみも満載。二日間に約200名のお
客様が来店し大盛況。「ご家族連れでワイワイにぎやか
ですよ。みなさん楽しんでくださるので、我々のモチベ
ーションもあがります。地道な活動の大切さを改めて感
じる瞬間でもあります」。


信頼の絆をより太く!
狙うは、民間工場とディーラーのど真ん中

 寺島社長は、お客様のためによかれと思うことは、ど
んなことにも挑戦した。触れたこともないパソコンに取
り組み、いち早く導入したECUSも、短時間で正確な数字
を提示する重要性を感じたからこそ。社長自身の言葉で
自分の思いを伝えるホームページやブログには、お客様
から親しみと信頼が寄せられている。会社が目指す方向
は、ディーラーと民間整備工場のど真ん中の位置づけ。
「漬け物持参でお茶を飲みに来るような感覚の深い関わ
りが持て、ダイハツディーラーに寄せられるような高い
信頼を得ることが目標」と寺島社長は話す。

 「走り続けてきた4年間、まだまだ走ってはいますが、
ようやくペース配分がわかってきたかなという感じです。
自分が本気で臨めば本気で関わってくれる人が周りに集
まるもだと痛感しています。一生懸命の従業員にも感謝
です。これからもお客様の方をまっすぐに見て、自分の
情熱を信じて人間味のある商いを続けていきたい」とい
う言葉には、一縷の緩みない信念が感じられる。










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